最近学会で話題の海藻に関する情報!

最近日本の医療学会では、海藻を使った実験が良く行われています。その発表のは、手軽に採取できる海藻を利用した発表が多く海藻本来の良さを研究している内容になっています。トンガ王国産フコイダン研究会は、この研究発表を参考に研究会独自の海藻の王様「もずく」を活用して研究や商品開発に勤めます。

またこの発表は、皆様の日頃の食生活を考えていく上で参考になりますので、是非お読み下さい。私達(トンガ王国産フコイダン研究会)も大変「関心」と「興味」を持った発表内容です。


わかめに含まれるフコキサンチンは脂肪燃焼を促進する!ワカメが脂肪を燃焼し肥満を防ぐ

日本で広く消費され、米国でも和食レストランの味噌汁の具としておなじみの茶色の海藻(褐藻類)の一種、ワカメ(学名Undaria pinnatifida)に、おいしいさだけでなく、余分な脂肪を燃焼させる働きのあることが示された。北海道大学大学院水産科学研究院教授の宮下和夫氏らの研究によるこの知見は、サンフランシスコで開かれた米国化学会(ACS)年次集会で発表された。

研究グループは、ワカメに含まれる褐色の色素フコキサンチンにより、マウスの腹部脂肪が縮小し、体重が5〜10%減少することを突き止めた。腹部の白色脂肪組織に含まれ、脂肪の酸化およびエネルギーの熱への変換を促す蛋白を、フコキサンチンが刺激していると思われるという。また、フコキサンチンには、オメガ-3脂肪酸であるDHAの産生を促す働きがあることもわかった。DHAは、アテローム性動脈硬化症の一因となる悪玉コレステロール(LDL)を減少させる。

しかし、この研究は動物を用いた予備段階のもので、そのままヒトに当てはめることはできないと専門家は指摘している。フコキサンチンが体重減少に役立つ可能性があるといっても、これは体重管理に関する数ある研究の一つにすぎず、正しい食品の選択、適正な食事量、定期的な運動など、これまでしてきたことを止めるべきではないという。

研究グループは、フコキサンチンを含む錠剤の開発を目指してさらに研究を続ける意向だという。ヒトを対象とした研究も計画されているが、フコキサンチンによる抗肥満薬が市販されるまでには少なくとも5年はかかると思われ、それまでは、バランスのよい食事と十分な運動を心がける必要があると宮下氏も述べている。


海草の糖脂質「SQAG」に副作用のない、がん増殖抑制作用!東京理科大、海草由来の糖脂質に放射線がん治療に効果を強める働き

東京理科大学の坂口謙吾教授らのグループは28日、海藻のスギノリから取り出した「糖脂質」と呼ぶ物質に、放射線がん治療の効果を強める働きがあることを、動物実験で確かめた、と発表した。この糖脂質はがん組織に集まる性質があり、体内に入れて放射線を照射するとがん組織は壊死し、大きくならなかった。副作用もみられなかったという。

研究グループは今後、札幌医科大学や東京医科歯科大学と共同で臨床応用を目指すと説明している。坂口教授らはスギノリから抽出した「SQAG」と呼ぶ糖脂質に、がんの増殖を抑えることを発見した。人工合成して作用を詳しく調べたところ、がん表面にある抗原とくっつき、がん組織周辺に血管ができるのを防ぐことが分かった。抗がん作用自体は弱いが、副作用がみられなかったのが特徴という。


糖脂質とは?(トンガ王国産フコイダンにも大量に含まれています!)

グルコース(ブドウ糖)、ガラクトース(Gal)、マンノース、N-アセチルグルコサミン(GlcNAc)、N-アセチルガラクトサミン(GalNAc)、フコースキシロース、シアル酸などの糖は、複雑に連なって、糖鎖を形成する。

糖鎖は、蛋白や糖脂質と結合して、糖蛋白質や、糖脂質となり、結合した蛋白質や脂質を安定化させたり、蛋白質のタグ(荷札)として細胞間での情報伝達に、重要な役割を果たしたり、プロテオグリカンとして水分を結合させ組織を保護する。